我が家は大家族で、4世代10人家族でした。

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 

自分が大学生まで我が家は大家族で、曽祖父、祖父、両親、自分の4世代家族でした。

曽祖父には子供がなかったので、弟を養子としていました。

自分は曽祖父には跡取りとして可愛がられ、小さい頃はよく同じ布団に潜り込んで一緒に寝ていました。

 

ひとつだけ、悔いていることがあります。それは就職の時のことです。

曽祖父は社会的地位をそれなりに確立した人でした。自分の就職の際は、その地位を使って声かけてをしてくれました。今となっては考えるところがありますが、当時は就職についてあまり真剣に考えておらず、メリットありそうくらいの受け止めでした。

ただ、変なプライドがあって、声かけしてくれた団体の面接で、面接官から曽祖父のことを聞かれ、素直にそうだと言えばよかったものの、「聞いてません。知りません。」と答えてしまったw 今思えばガキだったの一言で、当然背景を考えればそんなヤツは通すはずもなく、数日後には「ご縁はなかった」との電話をもらいました。

この結果を聞いた曽祖父はエラくがっかりしていたと聞きました。その当時は帰省してもその話題にはならず自分からもいいずらかったのできちんと話をしないままになってしまい、その数年後に他界しました。

 

今の状態を見たらなんと言うか、がっかりはしないと思う。自分に就職についての明確なビジョンがあったのなら、この何ともいいようのない気持ちの悪さはなかっただろう。

今は曽祖父の期待に沿うように、恥ずかしくない日々を生きていこうと思っている。